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日本選手4人先発試合はカブス勝利!今永13勝目、誠也3安打1打点 大谷は無安打、山本4回1失点

スポニチアネックス / 2024年9月11日 13時48分

(左上から時計回りに)ドジャース・大谷翔平、山本由伸、カブス・鈴木誠也、今永昇太

 ◇ナ・リーグ カブス6-3ドジャース(2024年9月10日 ロサンゼルス)

 日本選手4人が同じ先発した10日(日本時間11日)のドジャースタジアムでのドジャース-カブス戦は、カブスが逆転勝利。カード勝ち越しを決めた。

 「1番・DH」で先発出場したドジャース・大谷翔平は4打数無安打。相手先発・今永と今季2度目の対戦で初回は初球を打ち上げ遊飛。3回無死一、二塁の第2打席は痛恨の一ゴロ併殺で好機をつぶした。

 5回の第3打席は高めスライダーを振り抜き、右翼方向へ大飛球を放ったが、フェンス手前で失速。惜しくもスタンドインとならず右飛に終わり、今永との対戦は3打数無安打だった。

 8回の第4打席も大飛球を放ったが、中飛に倒れ、3試合ぶりにノーヒットに終わった。

 また、右肩故障から約3カ月ぶりの復帰登板となったドジャース先発・山本由伸は4回3安打1失点。最速97・9マイル(約157・5キロ)を計測するなど、ケガの影響を感じさせず8三振を奪う力投を見せた。

 一方、カブスの先発・今永昇太は1点を先制した直後の2回、エドマンに同点ソロを許すと、4回1死からもエドマンに2打席連発アーチを浴び、勝ち越し点を与えた。5回にもマンシーにソロを許し、3被弾したものの失点はソロ3発のみ。7回7安打3失点にまとめた。直後の8回に味方打線が逆転し、13勝目をつかんだ。

 「3番・DH」で先発出場した鈴木誠也は5打数3安打1打点。相手先発・山本に2打席目まで連続三振を喫したが、6回1死の第3打席でドジャース3番手・トライネンから中越え二塁打。さらに、1-3の8回無死一、二塁の第4打席は中前適時打。これで1点差に迫ると、中堅手・エドマンの送球エラーを誘い、一塁走者・スワンソンも生還。鈴木の打点は1ながら、一打で同点を呼び込んだ。

 この回、カブスはド軍の3失策も絡め一挙5点を奪って試合を飛繰り返し、逆転勝ちを収めた。鈴木は9回の第5打席も中前打を放ち、今季7度目の1試合3安打以上をマークした。

 日本選手4人が同じ試合で先発出場したのは2007年5月4日のヤンキース(井川慶、松井秀喜)―マリナーズ(イチロー、城島健司)以来17年ぶり2度目となった。

 今永は試合後のインタビューで日本選手4人が同時先発し「これが日本でなくてアメリカの地で対戦するってことにすごく意味があるので、日本からたくさん視聴してくださった皆さん、本当にありがとうございました」と感謝。

 そして山本との投げ合いについては「正直、試合前はあまり調子が良くなかったですが、山本投手のピッチングを見てこのままじゃチームが劣勢に追い込まれると思った。3失点しましたが彼の投球が僕を引っ張ってくれた」と右腕の立ち上がりからの好投が刺激になったと振り返った。

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