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幕下付け出しの三田がプロ初白星 初日黒星の後は同部屋で幼なじみの生田目と焼き鳥で験直し

スポニチアネックス / 2024年9月11日 14時47分

<大相撲秋場所4日目>陽孔丸(右)を押し倒しで破る三田(撮影・西海健太郎)

 ◇大相撲秋場所4日目(2024年9月11日 東京・両国国技館)

 近大出身で昨年の国体8強の実績を持つ幕下最下位格付け出しの三田(22=二子山部屋)が、東三段目2枚目の陽孔丸(24=武蔵川部屋)を下してプロ初白星を挙げた。

 立ち合い左で張って右を浅くのぞかせてから突き放し、一歩も引かずに前に攻め続けて押し倒し。「前に出てから何かやろうと思っていた。前に出れたのでよかった」と納得の内容で初白星を挙げ「ホッとしています」と安どの表情を見せた。

 初日のデビュー戦は「硬くなりすぎた」と足を滑らせて黒星。その後、部屋の兄弟子で小学校時代の同級生でもある幼なじみの東幕下4枚目・生田目(22)と験直しの食事に出掛けた。「一緒に焼き鳥食べました。2人とも手を付いて負けたので」。二本足で手をつかないため古くから縁起の良い食べ物とされている鶏肉で白星につなげた。

 デビュー場所まず1勝。残り5番へ「勝ち越し目指して、勝負に勝つような相撲を取りたい」と気を引き締めた。

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