1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

JFA審判委員会、町田・藤尾のPK水かけ行為に言及 磐田戦のボール交換ジャッジは「支持されるべき」

スポニチアネックス / 2024年9月11日 16時8分

レフェリーブリーフィングで水かけ問題について説明する佐藤審判マネジャー

 日本サッカー協会(JFA)の審判委員会は11日、都内のJFAハウスでレフェリーブリーフィングを行い、J1町田FW藤尾翔太(23)の“水かけ”行為について見解を示した。

 今季J1で首位争いを繰り広げる町田を巡っては、藤尾の水かけ行為が注目を集めている。特に話題となったのが、先月17日の磐田戦だった。3点リードの後半に藤尾自身のクロスが相手ハンドを誘発。水分補給後、抱えていたボールに水をかけたところ、主審の高崎航地レフェリーにボール交換を促された。

 Jリーグ担当統括の佐藤隆治JFA審判マネジャーは「いろんな意見があるし、いろんな考え方があると思う。競技規則に“水をかけてはいけません”との記載はないし、“水をかけてもいい”という記載もない。サッカーの競技規則はシンプルで17条しかない。だから皆さんに受け入れられやすい」と前置きしたうえで「何をもって判断するかというのは、競技規則の精神。お互いにリスペクトを持ってやりましょうということ」と話した。

 JFAの公式サイトによると、競技規則(20/21年版)の英語版では「respect」という言葉が24回、日本語版では「リスペクト」という言葉が13回も出てくる。

 佐藤マネジャーは「競技の精神を基にジャッジする」と説明し、高崎レフェリーの判断については「私は間違ってないと思う。高崎がピッチ上でこの試合を任された。彼が責任を持ってゲームをコントロールした。彼が責任を持ってコントロールしている中で交換するという判断は支持したい。下したジャッジは支持されるべき」と見解を示した。

 以前から、この行為にSNS上ではさまざまな意見が飛び交っていた。藤尾によると、ボールが滑りやすくするためのルーティンだという。ボール交換を促されたことに「ルール的に問題ないと言われていた。詳しく聞いてないけどなんでやろ」と話していた。

 今後、同様の行為があった場合について、佐藤マネジャーは「審判の裁量」として判断すると説明し「競技の精神がベース。ゲームコントロールすることがJ1のレフェリー。残り9節、いろいろあると思うが、自信を持って彼ら(レフェリー)を送り出したい」と話した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください