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死球きっかけにフィリーズ-レイズ両軍入り乱れあわや乱闘寸前の事態に…ハーパーもブチ切れ

スポニチアネックス / 2024年9月11日 16時11分

<フィリーズ・レイズ>フィリーズ・カステラノスへの死球をきっかけに両軍入り乱れあわや乱闘寸前の事態に(AP)

 ◇インターリーグ フィリーズ9-4レイズ(2024年9月10日 フィラデルフィア)

 フィリーズの本拠シチズンズ・バンク・パークで行われた10日(日本時間11日)のレイズ戦で両軍が入り乱れ、あわや乱闘となる事態が起きた。

 フィリーズが同点で迎えた8回に5点を奪い、9-4と勝ち越し、なおも2死二塁で、レイズ4番手・ウセタの投じた96・2マイル(約154・9キロ)の速球が打者・カステラノスの左腰付近に直撃した。

 その瞬間、カステラノスは両手を広げ、打撃手袋を外してウセタの方へ歩み寄りながら言葉を発したが、球審が必死に抑えた。

 ただ、この死球をめぐり、二塁走者・ハーパーがブチ切れ。ウセタに襲いかからんばかりにマウンド付近まで近づきレイズ内野陣が慌てて止めに入った。

 すると、両軍ベンチ、さらにブルペンから全選手が飛び出し入り乱れあわや乱闘寸前の事態に。幸いにも殴り合いにはいたらなかったが不穏な空気が流れた。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、カステラノスは嫌な感覚を感じ、打席に入り投球がホームベース付近に来るかどうか確かめるため、スイングをしなかった。その嫌な予感が的中し、初球が左腰に直撃。激怒する事態に至ったという。

 当てた側のウセタが試合後、「わざとやろうとしたわけでない」と弁明したもののレイズのキャッシュ監督がこの回、4安打3失点していたウセタについて「おそらく少し、冷静さを失っていた」と打ち込まれて苛立っていたのではと釈明した。

 ブチ切れたハーパーは「負け犬になりたくなかった。彼の後ろに立つのは嫌だった」と激怒した理由を明かし「最近の選手はホームランを打たれたり、リードを失ったり、四球で出塁させたりしただけで腹を立てる。これはメジャーリーグの野球として受け入れるべきものではない」と指摘。ハーパー自身も21年に顔面に、22年には死球で左親指を骨折した過去があるだけにウセタの投じた1球が許せなかったようだ。

 試合はフィリーズが9-4のまま勝利した。

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