ソフトバンク今宮「優勝近いようで近くない…必死こいて頑張る」 猛打賞の活躍 チームは優勝M11

3回、今宮が中前適時打を放つ（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　ソフトバンク9－2楽天（2024年9月11日　楽天モバイル）

　首位ソフトバンクは楽天を下して3連勝を飾り、優勝マジックを11とした。今宮健太内野手（33）が5打数3安打3打点と猛打賞の活躍。チームの大勝に貢献した。

　2点を追う3回、1死一、三塁から川瀬の犠飛で1点を返すと、なおも2死二塁で今宮が中前適時打を放ち同点に追いついた。5回には2死二塁から今宮の2打席連続適時打で勝ち越しに成功した。「仙台でラストゲームというところで、仙台にしか来られないファンの皆さんもいると思う。その皆さんの前で勝つゲームを見せられてよかった」とうなずいた。

　リーグ優勝マジックは11。「まだまだ優勝まで近いようで近くない」と指摘した今宮は、「気を引き締めて次からのゲーム必死こいて頑張りたい」と言葉に力を込めた。