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槙野智章 超攻撃的3バック支える徹底された“三原則”

スポニチアネックス / 2024年9月12日 5時2分

<日本・バーレーン>バーレーンに勝利しイレブンを労う森保監督(中央)(撮影・小海途 良幹)

 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本5―0バーレーン(2024年9月10日 リファー)

 【槙野智章 視点】最終予選2試合12得点。攻撃がフィーチャーされるのは理解できるし、クオリティーも高い。でも森保監督が常々口にする「良い守備から良い攻撃」があるのは事実。6月から採用する超攻撃的3バックを支える三原則がチームで徹底されているからこそだと思う。

 (1)「攻→守」の早い切り替え

 (2)守備陣の高いライン設定

 (3)コンパクト維持

 例えばボールを奪われた時に守備で誰か一人がサボる。そうなると自由に展開されてしまうので、全体の守備ラインは30~40メートル下がらざるを得ない。でも前線から素早くチェックに行き、守備陣が勇気を持ってハイラインを崩さなければチーム全体の間延びは回避される。前線のプレスを1枚剥がされても他の選手がボールホルダーにチェイスできる距離が保たれ、ボール奪回率は高くなる。

 厚みのある攻撃を繰り返せるのは、相手の自由を奪う三原則が交代選手にも浸透しているからだろう。逆に言えば、そこを理解していないと森保ジャパンでは試合に出られないということだ。アジア杯は8強敗退。悔しさから得た新たな「アジア戦略」は文句の付けようがない。

 ぜいたくな悩みを少しだけ言えば…FW上田に何かあった時、つぶれ役にもストライカーにもなれる彼に代わる1トップ候補が出現してくれれば良い。(元日本代表DF)

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