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森保Jの“頭脳”守田が攻守で躍動! 代表初2得点&攻撃的3バックの弱点カバー

スポニチアネックス / 2024年9月12日 4時57分

<日本・バーレーン>後半、ゴールを決め南野(中央左)と抱き合って喜ぶ守田(撮影・小海途 良幹)

 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本5―0バーレーン(2024年9月10日 リファー)

 森保ジャパンの頭脳が柔軟なかじ取りを披露した。MF守田は代表初の2得点を決めるなど攻守で躍動。バーレーンを翻弄(ほんろう)し「(得点は)いつも意識しているし、どの試合も決めたいなと思ってる。90分を通して凄く良い印象の一試合だった」と胸を張った。

 攻撃的3バックの弱点をカバーした。手薄になりがちなサイドのスペースを攻略され、攻めあぐねた前半は中盤からDFラインまで下がって3バックをフォローした。ピンチでは体を張ってシュートをブロック。ビルドアップもスムーズにさせた。

 守備の安定を意識し、堂安に代わり伊東が投入された後半は「相手サイドバックが疲れて外になびくのが早かった」と隙を突き、積極的に攻撃参加した。2―0の同16分。上田へ縦パスを入れて走り込み、リターンをもらってゴール右へ流し込んだ。3分後には三笘のクロスから押し込んだ。ダメ押しの一撃に、序盤は威勢の良かった相手サポーターたちが一斉に帰り始めた。

 1~2月のアジア杯では弱点を研究され、5試合8失点と崩壊。逆転負けを喫した準々決勝イラン戦後に「チームとして“これを徹底しよう”とか…欲しいですね」と首脳陣へSOSを発したのは、チームを思うからこそ。“守田の叫び”から約7カ月。所属クラブでも3バックに慣れている強みを生かして一人で何役もの仕事をこなした。「ポジションは確立されていないと自分に言い聞かせてプレーしている」。謙虚な29歳が日本の進化を存分に表現した。

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