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ドジャース・由伸 ベース板の上の球威抜群 昨年までオリックス投手コーチ・高山郁夫氏が見た復帰戦

スポニチアネックス / 2024年9月12日 1時33分

<ドジャース・カブス>3カ月ぶりの復帰戦で4回1失点と好投したドジャース・山本(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ ドジャース3-6カブス (2024年9月10日 ロサンゼルス)

 3カ月ぶりの復帰戦で4回1失点と好投したドジャース・山本。古巣のオリックスで昨年まで投手コーチを務めた高山郁夫氏(62、JR東日本野球部外部コーチ=写真)は直球の威力の強さを高く評価するとともに、ポストシーズンでの躍進を期待した。

 由伸がマウンドで躍動する姿を見て安心した。右肩腱板損傷で離脱と聞いたときはドキッとした。コーチとして由伸とともに戦った6年間。故障は入団当初の肘の不安と脇腹を何回か痛めただけ。肩を故障した経験はなかったからだ。

 50~60球限定の復帰登板。どこまで腕が振れるのか、振れたとしても力が入って制球が乱れたりするのかと思ったがストレートも変化球もバランスよく思った球が投げられていた。かばって投げているとかボールの切れが悪いとかも一切ない。本来の由伸のパフォーマンスだったと思う。

 特筆したいのはベース板の上のボールの威力が素晴らしかったことだ。初回の鈴木との対戦で、変化球を3球続けカウント2―1になった4球目。ストレートを狙っているところに157キロを突っ込んでファウル。最後も157キロで見逃し三振だった。2回の4番ベリンジャーには2球ボールの後の3球目。真ん中高めのストレートで空振りを取った。ストレートを待っているところにストレート勝負。それをぶち抜くような強い球がいっていた。

 今後、本人もそうだし、首脳陣やスタッフには体の反応、肩のコンディションがどうなのかという丁寧な確認作業が求められる。いい状態のままポストシーズンに入っていければ物凄い戦力になると思う。

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