ドジャース・大谷「50－50」足踏み カブス・今永にまたやられた…3打席対戦も無安打

＜ドジャース・カブス＞5回、大谷は右飛に倒れる（撮影・沢田　明徳）

　◇ナ・リーグ　ドジャース3－6カブス （2024年9月10日　ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷は4月7日の対戦で2打数無安打に抑えられたカブスの今永に、またも3打席封じられた。

　初回は初球を打ち上げ遊飛。3回無死一、二塁では一塁手の正面を突くゴロで併殺に倒れた。5回はスライダーを捉えたがフェンス手前で右翼が捕球。米データサイト「ベースボール・サバント」によればメジャーの本拠地30球場中、ヤンキースタジアムでは本塁打になったほど大きな飛球だった。8回は救援右腕ピアソンから放った右中間への当たりを中堅手に好捕され3試合ぶりに出塁なし。46本塁打、47盗塁のままで、「50―50」へは足踏みとなった。

　試合前には昨年9月に右肘手術を受けて以降、5度目のブルペン投球で捕手を座らせて20球を投げた。4日に15球を投げてから中5日。来季の投手復帰を目指し、順調なら今月中に実戦形式の登板が予定されている。（柳原　直之）