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ソフトバンク・今宮 3本の適時打で3連勝導いた「最近、チャンスで仕事ができていなかった」

スポニチアネックス / 2024年9月12日 5時2分

<楽・ソ>ヒーローインタビューの後、ガッツポーズを決めるソフトバンク・今宮

 ◇パ・リーグ ソフトバンク9ー2楽天(2024年9月11日 楽天モバイル)

 首位・ソフトバンクは11日、楽天に9―2で逆転勝ちし、3連勝を収めた。今宮健太内野手(33)が3本のタイムリーを放つ活躍。3回に同点に追いつく中前適時打、2―2の5回には勝ち越しの左前適時打、さらに8回の左前適時打で今季5度目となる猛打賞を決めた。経験豊富なベテランが前夜の4出塁に続く活躍。優勝マジックは1つ減って11となった。

 前夜は3四球を含む4出塁でクリーンアップへのつなぎ役に徹した今宮が、同点、勝ち越し、ダメ押しの3本の適時打を放ってヒーローになった。

 「ここ最近、チャンスでの仕事ができていなかった。今日に関しては打点を挙げられましたけど、しっかり3、4、5番にいい仕事をしてもらえるように1、2番で頑張りたいです」と晴れやかな表情を浮かべた。

 0―2の3回、1番・川瀬の左犠飛で1点を返し、なお2死二塁の場面で滝中の直球を中前へ。「理貢(緒方)の好走塁がタイムリーにつながりました」。川瀬の犠飛で一塁から二塁へ進塁した緒方の好走塁をきっちりと生かし、試合を振り出しに戻した。

 2―2の同点で迎えた5回2死二塁では滝中のツーシームを捉えて左前に決勝タイムリー。8回にも左前適時打を放ち、8月12日の楽天戦以来となる約1カ月ぶりの猛打賞を記録した。実はタイムリーが出たのも8月12日以来。9月に入って得点圏に走者を置いた打席で6度全て凡退していたうっぷんを晴らした。

 この日は3打点を挙げたが、今季はクリーンアップへつなぐ意識を何よりも優先してきた。12球団トップの526得点を挙げている打線でチャンスメークができる今宮の存在は大きい。「3、4、5番の選手たちも走者がいる場面で打点を挙げることで、調子が上がってくるんじゃないかと感じている。2死三塁とかなら何とか還したいと思ってますけど、それ以外に関しては走者がいる状態でクリ(栗原)に回したいと思ってます」と徹底した姿勢を口にした。

 チームは3連勝で優勝マジックを11とした。9月に入り今季ワーストの4連敗を喫するなど苦しんできたが、再び上昇気流に乗ってきた。何度も優勝争いを経験してきた背番号6は油断することなく、「何が起こるか分からないのがシーズン。今日も走塁で反省するところはあった。一つのプレーをしっかりやって次につなげていきたい」と次の1勝へ気持ちを向けた。(木下 大一)

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