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総裁選出馬9候補 裏金事件への追加処分は?小林氏「もうけじめ」 林氏「違った事実あればもう一度」

スポニチアネックス / 2024年9月12日 16時47分

主な自民党総裁選立候補者。(上段左から)小林鷹之氏、石破茂氏、小泉進次郎氏、(下段左から)河野太郎氏、高市早苗氏、茂木敏充氏

 12日に告示された自民党総裁選(27日投開票)に立候補した9候補がこの日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演し、党派閥の裏金事件についてそれぞれが見解を述べた。

 番組では9人全員に均等な時間を与えられて、複数のテーマについて方針を語った。中でも、国民の怒りを買っている裏金問題については見解が分かれた。

 小林鷹之前経済安保担当相(49)は、「基本的に一度もうけじめを付けたもの。ひっくり返すと党のガバナンス上問題が出てくると思う」とし、「重要なのは一人一人の議員が、有権者の皆さまに説明責任をしっかり果たしていくこと」と追加の処分は不要との考えを示した。一方で、「政策活動費は毎年公開、できなければ廃止。文書交通費については基本的に使途の公開、残れば返還義務を課す」と、政治とカネの問題の防止策に取り組むとした。

 9候補の大半が「決着済み」とした一方で、林芳正官房長官(63)は「まだ裁判が進行中。裁判でいろんな新事実が出てくる」と指摘。「違った事実があればもう一度それはしっかりやるべき」と、追加処分も辞さない構えを見せた。

 裏金議員に対し、選挙で公認するか否かにも話が及んだ。高市早苗経済安保担当相(63)は「公認については別。勝っていかなければならない。勝てる方を公認する」とした。

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