ニッポンの社長 キングオブコント史上初の5年連続決勝進出「今年こそは僕らが優勝」4年連続は…

ファイナリスト記者会見に臨んだニッポンの社長（撮影・小渕　日向子）

　コント日本一を決める「キングオブコント2024」の決勝に進出する10組の会見が行われた。今年は2023年の3036組を上回る、史上最多の3139組がエントリー。お笑いコンビ「ニッポンの社長」が、5年連続5回目のファイナリストとなった。

　4年連続決勝進出は、さらば青春の光（12年～15年）、GAG（17年～20年）の2組がいるが、5年連続は2008年からスタートした「キングオブコント」の歴史で初めて。

　11年連続出場。昨年はコンビで過去最高の3位だった。辻晧平は「3回目4回目ぐらいで“今回、最後最後…”と思って、5回連続というのがいない。そろそろ抜けないと嫌われちゃう。5回も出てると、その分、“枠”を奪っているというか…準決勝で落ちた人達とかとは（準決勝終了後の）帰り道、目とか合わなかったですね。“またかい。またお前らかい”みたいな…」と記録を持つコンビならではの心境を明かした。

　決勝進出の喜びと優勝を手にできない葛藤で複雑な気持ちを抱きながらも、挑戦を続けてきたコンビ。相方のケツは「今年こそは僕らが優勝しますよ」と決意を新たに宣言した。

　決勝は10月12日に行われる。

　▽決勝進出10組

コットン（2年ぶり2回目、吉本興業）、ラブレターズ（2年連続5回目、ASH＆Dコーポレーション）、隣人（2年連続2回目、吉本興業）、ロングコートダディ（2年ぶり3回目、吉本興業）、ニッポンの社長（5年連続5回目、吉本興業）、cacao（初、吉本興業）シティホテル3号室（初、タイタン）、ダンビラムーチョ（初、吉本興業）、ファイヤーサンダー（2年連続2回目、ワタナベエンターテインメント）、や団（3年連続3回目、SMA）

※初進出は3組。