キングオブコント 3組が初の決勝の舞台へ cacao、ダンビラムーチョ、シティホテル3号室

フォトセッションに応じるファイナリスト10組と小籔千豊（後列左）（撮影・小渕　日向子）

　コント日本一を決める「キングオブコント2024」の決勝に進出する10組の会見が行われた。cacao、ダンビラムーチョ、シティホテル3号室の3組が初のファイナリストとなった。ニッポンの社長はキングオブコント史上初の5年連続決勝を決めた。

　結成5年目のトリオ・cacaoは、決勝進出者として呼ばれるも浦田スタークは「まだ実感がわかない」と初々しさをチラリ。「ゆっくり（喜びを）かみしめたい」と晴れ舞台を待ちわびている。

　シティホテル3号室は所属事務所「タイタン」初の決勝。川合亮太は「今までも手応えはあった」と振り返り「結果が出ないから“嘘つき”みたいになっていた。“受かったな～”と感じても去年までは落ちてましたから」と苦笑いも「今回出ましたから！」と胸を張った。押田貴史がライバルの中で気になるのはcacao。「ダークホースの感じがする」と全員が20代の勢いのある若手トリオに警戒心を示した。

　「M-１グランブリ2023」ファイナリストだったダンビラムーチョ。大原優一は「山梨出身なんで“がんばるしかねーずら”」と地元の言葉でアピールした。

　▽決勝進出10組

コットン（2年ぶり2回目、吉本興業）、ラブレターズ（2年連続5回目、ASH＆Dコーポレーション）、隣人（2年連続2回目、吉本興業）、ロングコートダディ（2年ぶり3回目、吉本興業）、ニッポンの社長（5年連続5回目、吉本興業）、cacao（初、吉本興業）シティホテル3号室（初、タイタン）、ダンビラムーチョ（初、吉本興業）、ファイヤーサンダー（2年連続2回目、ワタナベエンターテインメント）、や団（3年連続3回目、SMA）