湘南・山口監督 新潟戦へ向けて取材対応 「新潟に勝つためには、攻めないと」

湘南・山口監督

　湘南の山口智監督（46）が12日、次戦新潟戦へ向けてオンラインで取材に対応。「奪ったときのスピード感を増したい。新潟に勝つためには、攻めないと。ただ、守備のベースは失いたくない。自分たちの良さは守備、ベーシックなところは追求したい」と守備のベースは保ちつつ、攻めていく考えを示した。

　前節8月31日の鳥栖戦は台風10号が九州に上陸することが予想されていたため、試合前日の移動を2日前倒し。「鳥栖へ行っても練習できる確約はなかった。こっちに残れば練習できるが、当日の移動になる。

　ホテルで缶詰になったのはしんどかったが、ジムや近くのグラウンドでやれたし、移動を考えればよかった。乗り越えたのは大きかった」と、振り返った。

　試合にも勝っただけに、チームの雰囲気は良い。「やれることをやって、おいしいご飯も食べられた。勝つことで報われる。当たり前が当たり前でないということが体験できてよかった」と、終盤戦のスパートにつなげていきたいところだ。