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巨人快勝!あす優勝マジック12点灯へ “鬼門”マツダで4年ぶり3連勝、1106日ぶり貯金15

スポニチアネックス / 2024年9月12日 21時9分

<広・巨22>3回、岡本の中前適時打で生還した坂本(6)を出迎える戸郷(右端)(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 巨人5―0広島(2024年9月12日 マツダ)

 巨人はミラクル大逆転から一夜明けた12日も広島に快勝。広島に4ゲーム差をつけ、2020年以来4年ぶりのセ・リーグ制覇へ大きく前進した。最短であす13日にも優勝へのマジックナンバー12が点灯する。

 2013年を最後に勝ち越しがない“鬼門”マツダでの首位攻防戦に3連勝し、2021年9月2日以来1106日ぶりの貯金15。昨季3勝9敗だったマツダでの今季戦績を4勝4敗2分けのタイとし、同じく昨季8勝17敗だった広島との今季対戦成績を11勝8敗3分けとした。

 マツダで広島戦同一カード3連勝は巨人が前回優勝した2020年の7月14~16日以来4年ぶり。また、今季の広島戦負け越しもなくなった。

 3回、先頭・浅野が左翼線二塁打で出塁。続く門脇の投前バントが内野安打となり、床田の一塁悪送球を誘って1点先制。さらに坂本、岡本和に適時打が出て一挙3点を先取した。

 投げては先発右腕・戸郷が尻上がりに調子を上げて6回5安打無失点と好投。その後はケラー、バルドナード、大勢の継投で逃げ切った。戸郷は自身2連勝となる今季11勝目(7敗)、今季初のイニングまたぎとなった大勢は今季25セーブ目をマークしている。

 巨人は第1戦で12戦勝ちなし8連敗中だった“天敵”森下から3年ぶり白星をマークし、第2戦では二塁すら踏めず零敗寸前だった9回に一挙9点取ってのミラクル勝利。

 この日の第3戦は2回から早くも菊池を申告敬遠、3―0で迎えた8回には3番手左腕・バルドナードが2死一、二塁のピンチを招くと守護神・大勢を昨年6月3日の日本ハム戦(東京D)以来となるイニングまたぎ前提のマウンドに送り、同時に野手4人の守備位置も動かすなど随所に阿部監督の勝負手も光った。さぁ、4年ぶりVへ。あしたにも待望の優勝マジック12が点灯だ。

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