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宮里優作 左膝の痛み抱えながら不屈の3位 7年ぶりのツアー通算8勝目に挑む

スポニチアネックス / 2024年9月13日 4時46分

宮里優作

 ◇男子ゴルフツアー ANAオープン第1日(2024年9月12日 北海道 札幌GC輪厚C=7066ヤード、パー72)

 宮里優作(44=大和ハウス工業)が1イーグル、6バーディー、1ボギーの65をマークし首位と2打差の3位と好発進した。アマチュア時代を含め19回目の出場となる思い入れのある大会の初制覇、17年日本シリーズJT杯以来7年ぶりのツアー通算8勝目を目指す。小木曽喬(27=フロンティアの介護)がツアー自己最少タイの63で回り単独首位に立った。

 長尺パターで輪厚を攻略した。宮里は7番で9メートル、16番で8メートルを沈めるなどパットがさえた。65でホールアウトし「ショットは全く駄目。よくこのスコアで上がったなという感じ」と苦笑しつつ「パットの感じが良かった。ラインも読めたし、タッチも良かった」と胸を張る。パターは従来と同じネオマレット型でも今週からヘッドが小さいモデルに変更。新兵器は距離感も合い好感触を残した。

 今季ここまでは耐えるシーズンとなっている。1月に左膝の半月板を断裂する重傷を負った。手術を受ける選択肢もあったが、保存療法を選び、当初は歩くことも困難で約1カ月半はゴルフができなかった。今も痛みを抱えながらサポーターを巻いて戦っている。「ショットよりも歩く方が良くない。左足下がりは頑張って打たないといけない」。それでも7月以降2度トップ10に名を連ねるなど意地を見せている。

 50回目を迎えたこの大会には特別な思い入れがある。初出場した02年に6位に入りベストアマを受賞し、尾崎将司がツアー史上最年長の55歳で通算94勝目を挙げる瞬間を目撃した。「ジャンボさんの最後の優勝を生で見させてもらい、僕もいつかこういう試合で優勝したいと思った」

 19回目の出場。15年の2位が最高でまだ優勝はない。「手応えがない」と言うものの、大会自己最少スコアを2打も更新した今年が好機であることは間違いない。「優勝争いをして、自分のゴルフがどうなるかを見たい」。44歳が7年ぶりのツアー通算8勝目に挑む。

 ≪同組の遼&鈴木晃 劇的連続イーグル≫同組の石川と鈴木晃が14番パー4で2人連続でショットインイーグルを決めた。石川が残り121ヤードからPWで放り込むと、続いて鈴木晃が残り116ヤードから50度のウエッジでカップイン。ともにピン奥3~4メートルに着弾してスピンバックして入る劇的なイーグルだった。石川は「連続でできるなんて、凄い確率だと思う。面白かった」と笑顔。鈴木晃も「狙い通りのショットだったが、まさかという感じ。遼さんとハグできて一生の思い出」と喜んだ。

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