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巨人4年ぶりVへ 13日にもM12点灯! 戸郷6回零封11勝で4年ぶりマツダ3連戦スイープ

スポニチアネックス / 2024年9月13日 5時33分

<広・巨>戸郷はサムアップポーズで ”11勝” をアピール (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人5-0広島(2024年9月12日 マツダ)

 首位を走る巨人は12日、2位の広島に5―0で快勝。先発した戸郷翔征投手(24)は6回5安打無失点で11勝目を手にした。3連敗なら相手に優勝マジックが点灯していた正念場の3連戦で、敵地マツダスタジアムでは実に4年ぶりの3連戦3連勝。就任1年目の阿部慎之助監督(45)が率いるチームは2位とのゲーム差を4に広げ、13日にも4年ぶりのリーグ優勝に向けたマジック12が点灯する。

 バッテリーの思惑が一致した。3―0の6回2死満塁。戸郷は末包に6球連続でフォークを投じ、フルカウントからワンバウンドを振らせた。右拳を握り、吠える。それだけ魂を込めた一球だった。

 「(捕手の大城)卓三さんがうまくリードしてくれたのもありますし、僕も腹くくっていた。いいところに落ちて良かったです」

 今季7度目の広島戦先発。9回途中まで1失点に抑えた前回8月22日の対戦では空振りを19度も奪ったが、当然、相手も対策を練る。この日は5回までに空振りは7度。低めのフォークを見極められるシーンも目立った。それでもピンチでギアを上げた6回は末包の直前、1死満塁でも堂林をフォークで空振り三振に斬るなど1イニングで6度も空振りを奪取。今季1勝4敗2分けで迎えた鬼門での3連戦の3戦目で6回を5安打無失点に抑え、チームに3連勝、自身には11勝目をもたらした。

 投げながら勝てるコツを覚えた。24試合目の先発、2592球の投球数はいずれもリーグトップ。高校まで制球に自信はなかったが、1年目から1軍を経験し「甘く入るといい当たりをされ、さらに甘くなると長打になる、と分かってから制球できるようになった」と言う。1軍の打者は失投を逃さない。怖さを知るから6回は末包に押し出し四球を恐れることなくストライクからボールとなるフォークを投げた。阿部監督も「あそこで勝てたんじゃないですか」と6回の投球を称えた。

 きょう13日にも優勝マジック12が今季初めて点灯する。「優勝に向かって突っ走ります!」。敵地でのヒーローインタビューで戸郷はファンに約束した。(川島 毅洋)

 ≪原監督以来の巨人新人監督M灯なるか≫巨人は13日にも優勝へのマジックが初点灯する。条件は巨人がヤクルトに○、広島が阪神に△か●、DeNAが中日に●でM12が出る。また、巨人戦が中止になった場合でも、広島が●か△、DeNAが●ならM13が点灯する。なお、阿部監督は今季が指揮1年目。巨人の新人監督がマジックを点灯させると02年の原辰徳監督以来22年ぶりとなるがどうか。

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