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ロサンゼルスタイムズ紙のコラムニスト 大谷翔平をポストシーズンでリリーフ登板させるべきと主張

スポニチアネックス / 2024年9月13日 9時15分

ブルペンで投球練習を行う大谷翔平(撮影・沢田 明徳)

 ロサンゼルスタイムズ紙のベテランコラムニスト、ビル・プラシキ記者がドジャースの大谷翔平投手(30)を今季のポストシーズンの大事な場面でリリーフ登板させるべきと主張している。

 20年に世界一になった時、レイズとのワールドシリーズ第6戦で、最後の7個のアウトは先発投手のフリオ・ウリアスが取った。ウリアスはそのシーズンにわずか1回しかリリーフ登板していなかったが、この大胆な決断からタイトルが生まれた。プラシキ記者は24年の10月、もし同じような状況に直面すれば、ドジャースは大谷を起用する勇気を持つべきだという。

 ドジャースは、大谷は今季は投げないと言い続けているが、すでにマウンドで投球練習を行っており、公式戦の残り数週間のうちにドジャースの打者たちと対戦する。ポストシーズンが始まる頃には、実戦で投げる準備が整っているはずだ。先発はできなくても、10月に時々登板して3つのアウトを取る状態には入っているはず。ナ・リーグ優勝決定シリーズ第7戦の9回裏、フィリーズのカイル・シュワバー、トレー・ターナー、ブライス・ハーパーを相手に、ワールドシリーズ第7戦、9回裏、ヤンキースのフアン・ソトとアーロン・ジャッジ相手に、なぜ大谷を起用しないのか?大谷が物理的にそれを実行でき、世界一を勝ち取りたい気持ちが強いなら、やらせてみても良いのではないか?最大の瞬間を最高のピッチャーに託したくはないのか?ドジャースファンは36年間フルシーズンの世界一を体験できず祝賀パレードもなかった。熱心なファンのために、球団が最善を尽くさないのは義務の放棄。その状況が訪れ、大谷が登板を望むなら、彼を起用しないのは単に間違っているとプラシキ記者は書く。

 11日、デーブ・ロバーツ監督はこのアイデアについて「絶対にないとは言えないし、100%ドアを閉めるつもりもない。映画を作ったり、本を書くなら、彼がリハビリから出て最後の1球を投げる筋書きにしたい。しかし現実には、彼は1年以上も重要な場面で投げていないから、ケガのリスクが高すぎる」と話した。

 アンドリュー・フリードマン編成本部長も「私たちの頭の中にはない。まだリハビリ中です」と答えている。ネガティブな面は明白。球団は大谷と10年契約を結び、今季の3アウトのために投手としてのキャリアを危険にさらすことはリスクが大きすぎる。しかし、大谷には一つの大きな利点がある。彼は大谷翔平であり、何でもできる男。だからこれもできるとプラシキ記者は結んでいる。

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