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引退表明の青木宣親 野球人生は「100点満点」「やり残したことがない」思い出は「ヤクルトで日本一」

スポニチアネックス / 2024年9月13日 12時58分

<ヤクルト青木・引退会見>花束贈呈で登場した山田(左)、村上(右)と記念撮影を行う青木(撮影・村上 大輔)

 今季限りで現役を引退するヤクルトの青木宣親外野手(42)が13日、東京都内の球団事務所で引退会見を行った。

 メジャー6年間を含む21年間で、歴代5位となる通算2723安打(日1949、米774)を積み重ねてきた希代のヒットマンはグレーのスーツ、ブラウンのネクタイで会場入り。報道陣約50人を前に、会見に臨んだ。

 決断した現在の思いを問われると「そうですね、ホッとしています」とさわやかな笑みを浮かべた。決断の時期については「最近ですね。シーズン途中から何となく今年で最後かなと思っていたんですけど、気持ちは変わらなかった。一番は自分が思ったパフォーマンスをファンに見せることができないのが一番の理由」と話した。

 また、印象に残っている出来事として「ワールドシリーズに出たこと、WBCで優勝したこと、その中でもヤクルトで日本一になったことが一番印象に残っている」と2014年にロイヤルズでワールドシリーズに出場、2006、2009年のWBCで日本が世界一に輝いたことはもちろんだが、2021年にヤクルトが20年ぶりに日本一になったことが何よりの思い出と振り返った。

 そして、自身の野球人生に点を付けるなら「100点満点」と胸を張り「苦しいことも良いこともすべて。苦しみながら、何とか結果を残して、だからこそうれしい。そうやって自分を高めることができた。大きく成長してきた気がする。間違いなく入団した時より、しっかりした考えをもって生活できている」と一点の悔いもないと真っ直ぐ前を見て語った。

 その上で「幸せな野球人生だった。やり残したことがない状況で現役生活を終えることができる。今まで関わってくださった方に感謝しています」と改めて感謝の言葉を口にした。

 ◇青木 宣親(あおき・のりちか)1982年(昭57)1月5日生まれ、宮崎県出身の42歳。日向から早大を経て03年ドラフト4巡目でヤクルト入り。首位打者に3度輝き、05、10年と2度のシーズン200安打以上はプロ野球唯一の記録。11年オフにポスティングシステム(入札制度)でブルワーズに移籍し計7球団でプレーし、18年1月にヤクルト復帰。WBCに3度出場し、06、09年大会は世界一に貢献。1メートル75、80キロ。右投げ左打ち。

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