楽天・田中将大の復帰後5度目の登板は7回7安打3失点、自責2 イースタン楽天戦

＜イースタン楽・日＞初回、矢沢に中前打を打たれた田中将（撮影・篠原岳夫）

　昨年10月の右肘クリーニング手術から完全復活を目指す楽天・田中将大投手（35）が13日、イースタン・リーグの日本ハム戦（泉）に先発した。復帰後5度目の登板でこの日は球数、イニングの制限がなく、7回98球を投げ、7安打3失点（自責点2）だった。

　初回1死一、三塁から野村に先制の中犠飛を打たれ、4回1死一、三塁では藤田の左犠飛で2点目。7回2死三塁では明瀬に中前適時打を打たれ、3点目を失った。

　開幕を2軍で迎えた今季はファームでの調整が続いた。8月7日の富士大との練習試合で140日ぶりに実戦登板し、1回22球で2安打2失点（自責点0）。その後は同13日のイースタン・リーグのDeNA戦に投げ、2回1/3を44球で1安打無失点だった。さらに同24日に同リーグのヤクルト戦は4回2/3を75球で6安打4失点。前回9月4日、イースタン・リーグのDeNA戦は5回2/3を102球で、8安打2失点。イニングと球数を着実に積んできていた。