楽天・田中将大 7回7安打3失点に「（今後も）いい感覚で投げられるようにやるだけ」

＜イースタン楽・日＞先発の田中将（撮影・篠原岳夫）

　昨年10月の右肘クリーニング手術から完全復活を目指す楽天・田中将大投手（35）が13日、イースタン・リーグの日本ハム戦（泉）に先発した。復帰後5度目の登板でこの日は球数、イニングの制限がなく、7回98球を投げ、7安打3失点（自責点2）。最速は146キロだった。

　登板後には「初回うまく相手に打たれてしまって失点してしまったんですけど、そこからはある程度、使うボール、使い方をうまく変えながら立て直せた」と振り返った。

　3三振を奪い、無四死球と制球も安定しており「スライダーに関してはよかった。直球で左バッターのインコースでフライ多く打ち上げさせることができた」。今季初の1軍登板も見据え「もし、1軍のマウンドに上がるとなれば、チームが大事な状況ですし、そのゲームの意味を分かってマウンドには上がります。でも、これはどうなるか分からない。僕は一日一日、少しでもいい状態、いい感覚で投げられるようにやるだけ」と話した。