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木下稜介 アイアンが冴えて66 1打差2位で決勝へ「記念大会で優勝できれば特別」

スポニチアネックス / 2024年9月13日 17時37分

木下稜介

 ◇男子ゴルフツアー ANAオープン第2日(2024年9月13日 北海道 札幌GC輪厚C=7066ヤード、パー72)

 7位から出たツアー3勝の木下稜介(33=ハートランド)が7バーディー、1ボギーの66をマークして通算11アンダーに伸ばし、首位と1打差の2位に浮上した。

 「今日も引き続きアイアンショットが良かった。ほとんどがワンピン(2・5メートル)以内についたバーディーだった」。好スコアでフィニッシュした木下は胸を張った。

 3番パー3で1メートルにつけて最初のバーディーで加速。実測198ヤードの8番パー3でも5Iで1メートルへ。後半も12番で1・5メートル、15番と18番は2メートルにぴたり。アイアンショットを次々とピンに絡めた。

 7月の全英オープンで予選落ちを喫し「ショットの安定感や再現性がない。何かを変えないといけない」と危機感が生まれた。

 帰国後、以前から助言を受けてきた白佳和プロに連絡を取り、8月のSansan KBCオーガスタの会場で指導を受け、スイングを修正。詳細は明かさないが「ドローの曲がり幅が大きく、ねじれが多い球だったけど、ストレート目に打てるようになった」。

 パットに関しては、練習ラウンドを一緒に回った堀川未来夢からストロークに関するアドバイスをもらい「全体的に良くなって、ショートパットを外すことなくバーディーが取れた」と改善した。

 5月のミズノ・オープン以来の今季2勝目が見えてきた。ANAオープンの最高成績は21年の3位。「常に勝ちたいトーナメントなので毎年優勝に狙っている。50回の記念大会で優勝できれば凄い特別なことだと思う」。決勝ラウンドへ、決意を新たにした。

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