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ヤクルト 青木引退表明の日に一丸巨人討ち!村上が魂の特大26号V弾、先発野手全員安打、山野快投2勝目

スポニチアネックス / 2024年9月13日 21時5分

<ヤ・巨>3回、山田の適時打で生還した村上を出迎える山野(左端)らヤクルトナイン (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ ヤクルト7―2巨人(2024年9月13日 神宮)

 ヤクルトが先発野手全員安打で首位・巨人に快勝した。村上宗隆内野手(24)が初回に決勝打となる26号先制3ラン。投げては先発の山野太一投手(25)が5回まで無安打投球の力投。8回2失点で今季2勝目(3敗)を挙げた。

 試合前に行われた“ミスタースワローズ”青木の引退表明会見。その席に花束贈呈でサプライズ登場した村上は、花束を渡し言葉を交わすと涙があふれ、青木ももらい泣きした。

 チームの未来を託された若き4番が、決意を胸に打席に立った初回だった。相手先発右腕・山崎伊が投じた3球目の148キロ、真ん中に入って来た直球を看破気に捉えると、打球はバックスクリーン右横上段に。確信歩きの2戦ぶりとなる26号先制3ラン。青木への感謝の一発となった。

 同じく花束贈呈に登場した山田が3回に適時打を放ち4点目を奪うと、5回から3イニング連続で1得点と加点。先発野手全員安打と一丸で勝利へ得点を積み上げた。

 投げては山野が4回までパーフェクトピッチング。5回に四球で初めて走者を出したが、無安打投球を継続した。しかし、6回1死で岸田に初安打を許すと、2死一塁で1番・丸に2ランを許した。だが、冷静さを失わなかった山野は8回104球を投げ4安打2失点と力投を見せ、チームを勝利に導いた。

 神宮でうれしい初勝利となった山野は、初のお立ち台で「緊張して…うれしいです」と初々しい第一声。そして自主トレをともにしていた青木の引退表明の日に快投を見せた25歳は「ノリさん(青木)ありがとうございます!」と感謝の思いを叫んだ。

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