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神戸が逆転連覇へ3連勝!! 暫定ながら首位広島、2位町田と勝ち点55で並ぶ

スポニチアネックス / 2024年9月14日 6時1分

<神戸・C大阪>前半、先制点を決めた神戸のマテウス・トゥーレル(撮影・中辻 颯太)

 ◇明治安田J1リーグ第30節 神戸2―1C大阪(2024年9月13日 ノエスタ)

 昨季王者の神戸はDFマテウス・トゥーレル(25)とDF広瀬陸斗(28)のゴールでC大阪を2―1で下し、3連勝とした。首位広島、2位町田と勝ち点55で並び、得失点差で暫定3位。2連覇に向け、ギアを上げてきた。

 昨季王者の神戸は電光石火の一撃で早々に勝負を決めた。DFトゥーレルは「昨日の練習で確認した形。テツ(山川)が抜け出してニアでフリーで触れるだろう、と。そこでゴールに入れば良いし、入らなくても次のボールに僕らが反応するのが役割だった」と振り返った。前半2分、左CKの流れから最後は顔面で押し込んで先制点を奪った。スコアレスの時間を長くしたかったC大阪のプランを簡単に打ち砕いた。

 相手が3バックで臨んでくるのも想定内だった。吉田監督は「今までの積み重ねがあるので、混乱せずに臨めた」。途中で4バックに変更しても慌てなかった。運動量の落ちた後半は守備の時間が長くなったが、FW武藤の2連続ブロックなど1失点でしのいだ。

 順位は3位のままだが、首位広島と2位町田に勝ち点55で並んだ。指揮官は「順位は気にしていない。追う立場には変わらない」と冷静だ。追加点を挙げた広瀬が自ら交代を申し出るなど若干の不安要素はあるが、リーグ連覇ははっきりと視界に入ってきた。 (飯間 健)

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