楽天・マー君 復活へ術後最長7イニング 「ストライク取る能力あった」充実98球

＜イースタン楽・日＞7回を投げ終え堀内とグータッチをする田中将（右）（撮影・篠原　岳夫）

　◇イースタン　楽天5－5日本ハム（2024年9月13日　森林どり泉）

　楽天・田中将がイースタン・リーグの日本ハム戦（森林どり泉）に先発し、昨年10月の右肘クリーニング手術後最長となる7回を投げ98球、7安打3失点（自責点2）、無四球で3三振を奪い、最速は146キロだった。「7回で約100球というところは良かった。ストライクを取る能力があった」と1軍登板へさらに前進した。

　開幕から2軍調整が続き、8月上旬に4カ月半ぶりに実戦復帰してからは、球数を制限しながらリハビリ登板を重ねたが、5度目の登板で初めて制限なし。今江監督とともに視察した青山投手コーチは「1軍で投げる体力、投球はクリアしている。あとはチーム状況にもよる。リカバリーを見ながら決めていきたい」と評価。登板後の状態やローテーションを考慮し、次回登板予定を決める。（後藤　茂樹）