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よみがえる台湾の“熱い風” 侍・井端ジャパン 11月「プレミア12」へ

スポニチアネックス / 2024年9月14日 8時1分

2015年、桃園空港に到着した日本代表を出迎える台湾のファン

 侍ジャパンの井端弘和監督(49)が13日、11月の国際大会「プレミア12」に向けた台湾プロ野球の視察から帰国した。日本は残暑が厳しいというか…真夏とほぼ変わらないけど、台湾は「もっと暑かった」そうだ。大会が開催される秋口は風が強くなるという。屋根のない天母球場では「結構吹くみたいなので、注意はしないといけない」と警戒していた。

 記者は15年のプレミア12を同地で取材。取材班で「台湾の風」という現地レポートを連載した。記事を読み直して、台湾の記憶がよみがえってきた。

 台湾・桃園空港に黄色い歓声がこだました。到着ゲートに侍ジャパン一行が姿を現すと、若い女性が悲鳴を上げた。空港には約500人のファンが集結。侍ジャパンや日本の球団のユニホームを着たファンの、実に8割が女性だった。台湾では日本のプロ野球選手は「アイドル」のような存在のようだった。

 取材で球場に向かう際には「台湾高速鉄道」を利用した。車両の中は日本の新幹線に酷似していて、右に3列、左に2列のシートがあり大きな騒音も揺れもなく、快適だった。桃園駅は台北駅から2駅で所要時間は19分、料金は指定席が175台湾ドル(当時約650円)。18分の東京―新横浜間が、指定席1360円ということを考えれば、半額以下でかなりお得だったが、もう10年近く前の話。現在の物価はどうなっているのだろうか。

 桃園球場では缶ビールが売られていて、日本と違ってカップに移し替えることなく、スタンドで飲むことができる。ビールの売り子はいなかった。台湾ビールと並び、キリン一番搾り500ミリリットル缶も70台湾ドル(当時約260円)で売られていた。日本の「球場価格」と比べるとかなり安かった。

 侍ジャパンは11月に台湾でプレミア12の1次ラウンドを戦う。野球観戦以外の楽しみも多いので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。(記者コラム・神田 佑)

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