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「20-20」達成のチザム 大谷翔平は「ユニコーンだ。とてつもない」 故郷バハマでも絶大な大谷人気

スポニチアネックス / 2024年9月14日 8時54分

レッドソックス戦前、取材に応えるヤンキースのチザム (撮影・杉浦大介通信員)

 今季のMLBではすでに20-20をクリアした選手が11人生まれており、ヤンキースのジャズ・チザムJr.外野手もその1人になった。

 マーリンズからシーズン中にヤンキースへと移籍してきたチザムは2チームで計22本塁打、35盗塁をマーク。13日(日本時間14日)、ホームでのレッドソックス戦前、26歳にして初の”20-20クラブ”入りを果たしたことを問われると、「毎日ハードにプレーしている。その成果だよ」と笑顔をみせた。

 2022年は12、昨季は22だった盗塁は今季自己最多をマーク。「盗塁にはインスティンクト(直感)が重要だ。事前から投手の動きを予習し、マウンドでの姿もよく見ておくことが助けになる」と着実な向上に胸を張った。

 25-45くらいまで記録を伸ばす可能性はありそうだが、史上初の50-50達成の間近に迫っている大谷翔平選手について問われると、チザムは「彼はすごいよ。ユニコーンだ。とてつもない(笑)」とほとんどあきれ顔。「彼がやっていることを話そうとするたびに言葉を失ってしまうんだ。今季、もし投球していたらサイ・ヤング賞もとっていたんじゃないかな」と述べた。

 チザムの故郷バハマでも大谷はビッグネームだという。「彼はどこでも人気者だ。去年、フランスに行った時も、誰かが大谷のジャージーを着ている写真を見せられた。クレイジーだよ(笑)」と本当に大谷の話になると笑顔が止まらないようだった。(ニューヨーク 杉浦大介通信員)

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