菊池雄星、9勝目の権利持って降板 移籍後の登板試合はチーム7戦全勝 不敗神話継続なるか
スポニチアネックス / 2024年9月14日 12時41分
◇ア・リーグ アストロズーエンゼルス(2024年9月13日 アナハイム)
アストロズの菊池雄星投手(33)が13日(日本時間14日)、敵地でのエンゼルス戦に先発。7回を3安打3失点の好投を見せ、9勝目の権利を持って降板した。
確実に試合をつくった。4-0の3回、先頭打者からの連続四球を発端に、2点を失い、続く4回にはモニアクにソロ本塁打を許した。しかし序盤にもらった援護を背に、粘りの投球を貫徹。直球を軸にスライダー、カーブなどを効果的に交え、エンゼルス打線に的を絞らせることはなかった。
優勝へと突き進む、チームの重要なピースとなっている。ブルージェイズから7月末に移籍。この試合まで移籍後の登板試合でチームは7戦全勝。自身も8月7日(8日)レンジャーズ戦から4連勝を記録している。
前回登板となった7日(同8日)のダイヤモンドバックス戦では、6回を投げ、2本塁打を含む7安打を許しながらも4失点でまとめ、8勝目をマーク。石井一久を抜き、日本投手の左腕としては単独トップとなるメジャー通算40勝目を記録した。
好調の要因を「とにかくこのチームは打線がいいのでしっかり粘って5回、6回とゲームをつくれば勝つことができると思う。ビッグイニングをつくらずに粘って投げる。そこを意識して今までやってきて投げている試合を全て勝つことができてホッとしています」と振り返っていた。
4年連続地区優勝、そして2年ぶり3度目の世界一を目指すチームのために、菊池は常に全力で腕を振る。
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