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オレは台湾で医師になる! 3カ国語操る早大・黄鼎仁がデビュー投「楽しくできた」

スポニチアネックス / 2024年9月14日 14時50分

<東京六大学野球 秋季リーグ戦開会式>3番手で登板する早大・黄(撮影・松永 柊斗)

 ◇東京六大学野球秋季リーグ戦 早大20―0東大(2024年9月14日 神宮)

 東京六大学野球の秋季リーグ戦が14日、開幕し、早大は20―0で東大に大勝した。

 3番手で救援した台湾出身の右腕・黄鼎仁(ふぁん・でぃんれん=4年)は1回を1安打無失点でリーグ戦デビューを飾った。「緊張しましたが、楽しく野球ができてよかったです。ずっとこの神宮のマウンドをイメージして練習してきました」と充実感あふれる表情で振り返った。

 台湾・新竹高校出身、1メートル76、78キロの右腕は「高いレベルで野球と勉強を両立できる環境を目指して」と海を越えて早大に進学。大学から日本語を学び始め、国際教養学部で使用する英語を合わせて3カ国語を操る秀才。主砲の3番・吉納も「コロナの関係で1年生の時は合流できなかったんですけど、2年生から頑張っていて心強い同期」と語る。

 黄は卒業後、台湾に戻り「医学の勉強をしようと思っています」と将来を見据える。大学ラストイヤー、悔いなく腕を振り続ける。

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