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堀内恒夫さん 山崎伊織への認識新た「菅野を2回り小さくした感じ」→「訂正しておく。5回りに」

スポニチアネックス / 2024年9月14日 15時39分

堀内恒夫氏

 元巨人監督の堀内恒夫さん(76)が14日、自身のブログを更新。前日13日のヤクルト戦(神宮)に先発するも今季最短の3回途中4失点KOされ、今季初の2軍再調整が決まった巨人の山崎伊織投手(25)に対してあえて厳しい言葉を投げかけた。

 「山崎伊織の課題」とのタイトルでブログを更新。昨夜の投球内容に触れたあとで「取材などで『山崎はどんなピッチャーですか?』と聞かれる時は、まず『菅野を2回り小さくした感じかな』と答えていたが、訂正しておく。2回りじゃなくて5回りに」と断じた。

 「ボールがきていない。スライダーは大したことない。いいとこ全くなし。ピッチングが完全にバテている」と、2年連続2桁勝利を前に2戦足踏みとなった4年目右腕に厳しく指摘。

 「2つほどダメ出しをしておこう」として「伊織は死球が多すぎる」「それから、村上へのホームラン」と具体的に挙げた。

 山崎伊はここまで22試合登板で両リーグ最多タイの10死球を与えており、「真剣に勝負をしての結果だとは思うが、それにしても相手があることだ。こう毎試合のようにぶつけてしまっては自分のことだけでは収まらなくなってきますよ」とした堀内さん。

 返す刀で、初回に村上から26号先制3ランを被弾したことについても「チームメイトの岡本がホームラン争いをしてるわけさ。それも、追いかけてる立場だよ」「リーグ戦も終盤にきて野手がタイトル争いをしてるんだから目の前で打たれてどうするよ。これで打点も抜かれてしまった」とバッサリ斬り捨てた。

 もちろん山崎伊への期待が大きいからこそ、愛情を込めての厳しい指摘。「最初から逃げるのはよくないが危ないなと感じたら最後はフォアボールを出してもいいと思って慎重に対戦しないと」とアドバイスも送った。

 また、堀内さんは岸田行倫捕手(27)についても厳しく指摘した。岸田は前夜のヤクルト戦にフル出場したが、丸に2戦連発となる13号2ランが出て0―5から2―5と追い上げた直後の6回、2死二塁の場面で3番手右腕・平内が松本直をワンバウンドするスプリットで空振り三振に仕留めたにも関わらず、捕逸による振り逃げで2死一、三塁とピンチを広げ、続く岩田に左前適時打されて痛恨の6点目を失った。

 岸田が後逸せず、しっかり前に落としていれば攻守交代となっていただけに「岸田も踏ん張りところだよ。彼もバテてきても不思議じゃない。でも、股の間を抜けていくパスボールはいかんぞ。これからは1つのミスが命取りとなる」と巨人にとって残り15試合となったV戦線へなお一層の“引き締め”を希望した。

 4年ぶりVを願うOBならではの愛ある“お小言”の数々。「緊張する試合が続く中で経験のない若者たちがどう踏ん張ってくれるのか。チーム一丸となって頼みましたよ!」と最後はブログを締めくくった。

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