オリックス・宮城が規定投球回到達へ15日先発 森＆若月離脱も「新しく自分見つけられるチャンス」

オリックス・宮城

　オリックスの宮城大弥投手が、15日のソフトバンク戦に先発する。

　5月上旬に発症した左大胸筋の筋損傷で約1カ月半の離脱を強いられた左腕は、残り予定の4登板で31回1/3イニング、1試合あたり約8イニング必要な規定投球回到達を諦めていない。

　「1カ月ぐらい（負傷で）休みをもらっていたので、他の人よりかは疲れていないと思う。しっかり打者と勝負ができるように、初回とか立ち上がりを意識してやりたい」と、今季6度目の対戦（5登板で2勝2敗、防御率2・70）となるソフトバンク戦に向けて腕ぶした。

　バッテリーを組んでいた森が左肩腱板損傷で今月4日に登録を抹消され、若月もこの日に脳しんとうで登録外に。石川、福永といったシーズン中はここまで組んでいない捕手とのバッテリーで臨む一戦へ「福永さんも（石川）亮さんもあまり多くは組んでいないですけど、しっかり練習中とか話すタイミングがありましたし、色々普段からしゃべっていますし。そういう所は生かしながら、どういう配球だったり、自分がどういう投球ができるか。新しく自分が見つけられるチャンスだと思いますし、そこは思い切ってチャレンジャーとして頑張りたい」と、頼もしげに決意を示した。