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若元春が大関・琴桜を破り5勝目 得意の左四つに持ち込み完勝

スポニチアネックス / 2024年9月14日 18時23分

<大相撲秋場所7日目>琴桜(右)を攻める若元春(撮影・藤山 由理)

 ◇大相撲秋場所7日目(2024年9月14日 両国国技館)

 三役復帰を目指す西前頭3枚目の若元春(30=荒汐部屋)が大関の琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)を寄り切り、5勝目を挙げた。

 過去の対戦成績は4勝8敗と劣勢。この日は相手が立ち合いで狙った、もろ差しを許さず、自身得意の左四つに持ち込んだ。ここから相手の遠い右上手を切り、万全の形をつくると一気に前へ出て勝負を決めた。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「立ち合いすぐに得意の左四つになったこと、相手の上手を切ったのが勝因。(相手の右上手を切る動作は)左肩を上げて(同時に)腰を振る。これがうまかった」と指摘した。

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