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西武 屈辱の“スミ1”零敗 引退試合の岡田に勝利贈れず 羽田は粘投もプロ初勝利お預け

スポニチアネックス / 2024年9月14日 21時36分

<西・ロ>7回、チャンスで三振に倒れる平沼(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 西武0ー1ロッテ(2024年9月14日 ベルーナD)

 西武はチャンスをつくりながらもあと1本が出ず、今季20度目の零敗。この日が引退試合の岡田雅利捕手(35)に勝利を贈ることはできなかった。

 岡田はプロ初の「2番・捕手」でスタメン出場。有終の左翼線二塁打を放ち、その後三塁へのタッチアップで気迫あふれるヘッドスライディングを見せるなど味方を鼓舞した。

 岡田に勝利を贈りたいチームだったが、打線はロッテ先発投手・小島の前に5回まで2安打に封じられる。6回に1死三塁のチャンスを迎えたが、岡田の後にマスクをかぶった柘植が空振り三振。野村大が四球で出塁も、佐藤龍が右飛に倒れ得点できない。7回も2死二、三塁で平沼が中途半端なスイングで空振り三振に倒れた。得点圏にランナーを進めながらもチャンスであと1本が出ず、最後まで無得点で終わった。

 7月2日のソフトバンク戦以来、プロ2度目の先発となった羽田は初回に1点を失ったが、その後は毎回走者を出しながらも粘りのピッチング。5回2死三塁から連続四球で満塁のピンチを背負うも佐藤を一ゴロに仕留めた。自己最長の5回105球を投げ6安打1失点で降板。プロ初勝利はお預けとなった。救援陣は水上、田村、佐藤隼、甲斐野と無失点でつないだ。

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