今季初登板のオリ・山岡「長かったですし、申し訳ない気持ちも」場内の大歓声に感謝「すごくうれしいな」

＜オ・ソ＞7回の1イニングを3者凡退に抑え福永（左）とタッチを交わす山岡（撮影・後藤　正志）

　◇パ・リーグ　オリックス1―10ソフトバンク（2024年9月14日　京セラD）

　今季初昇格即登板で1回零封だったオリックス・山岡は、「（1軍登板まで）長かったですし、申し訳ない気持ちもありますし。あと少し頑張ろうかなと思う」と思いを口にした。

　開幕直前の2軍戦で右足首を痛め、2軍調整中にさらに右肘を痛めたことで復帰が長引いた。ようやくたどり着いた1軍のマウンドに上がる際には、場内が割れんばかりの拍手に包まれた。

　「ファンの応援もめちゃくちゃあって、ソフトバンクのファンの方も拍手をしてくれていたので。そこはすごくうれしいなと」

　降板後の状態も「いい感じです」と山岡。「ゼロで帰ってこれたので良かったと思いますけど、それ（内容）はこれから上げていけたらいいな」と語った右腕に、中嶋監督は「本調子と言いますか、絶好調ってわけじゃないでしょうけど。1イニングを技で投げられるくらいまでにはきたのかな」と評していた。