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巨人・丸佳浩が2カ月ぶり、チーム最多10度目猛打賞 2年3カ月ぶり3戦連発は逃すも完全復調

スポニチアネックス / 2024年9月14日 22時35分

<巨・ヤ>9回、小沢(左)から二塁打を放つ丸(撮影・木村 揚輔)

 ◇セ・リーグ 巨人1―4ヤクルト(2024年9月14日 東京D)

 巨人の丸佳浩外野手(35)が14日のヤクルト戦(東京D)で5打席に入り、4打数3安打1四球。7月12日のDeNA戦(東京D)以来64日ぶりで、チーム最多となる今季10度目の猛打賞をマークした。

 「1番・中堅」に入り、2試合連続で先発出場。3回の第2打席で四球を選んで出塁すると、5回の第3打席で右前打、7回の第4打席で中前打。9回の第5打席では右翼フェンス直撃の二塁打を放った。

 なお、丸は3回の四球で現役最多の通算1061四球とし、山内一弘(広島)の持つNPB歴代13位記録に並んだ。榎本喜八(西鉄)の12位記録までは「あと1」となっている。

 丸は7日DeNA戦(東京D)の第4打席で相手4番手右腕・伊勢から右越え11号ソロを放ったのを最後に3戦15打席連続無安打。4月末から1番に定着していたが、12日の広島戦(マツダ)では5月15日のDeNA戦(福井)以来87試合ぶりのベンチスタートとなった。

 だが、この試合の7回、今季初の代走で途中出場すると、9回の初打席で相手5番手右腕・大道から右中間スタンドへ12号2ランを放ち、16打席ぶり安打が貴重な追加点となる一発。

 13日のヤクルト戦(神宮)で2試合ぶりに「1番・中堅」へ入って先発復帰すると、6回には相手先発左腕・山野から今季初の2戦連発となる右越え13号2ランを放っていた。

 この日は2022年6月25、26日のヤクルト戦(神宮)、28日の中日戦(山形)以来2年3カ月ぶりとなる3試合連続本塁打とはならなかったが、35歳の切り込み隊長が復調したのは頼もしい限りだ。

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