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オリックス・川瀬 2日続けて兄弟対決を制す 今後の対戦へ「もう兄弟関係なく、全力でやるだけ」

スポニチアネックス / 2024年9月14日 22時43分

<オ・ソ>8回の1イニングを3者凡退に抑え、笑顔の川瀬(右)(撮影・平嶋 理子)

 ◇パ・リーグ オリックス1―10ソフトバンク(2024年9月14日 京セラD)

 オリックス・川瀬堅斗投手(22)が、“兄弟対決第2R”を制した。

 9点劣勢の8回から登板し、甲斐を中飛、牧原大を二ゴロに。2死を奪ったところで、この日先発出場して2安打を記録していた兄・晃との対決が前夜に続いて実現した。結果は2ボールから145キロ直球をはじき返されるも、右飛に。二ゴロだった前日に続き、軍配は弟に上がった。

 「アウトになったんでよかったかなと思いますけど、斎藤俊雄(バッテリーコーチ)さんからは(昨日と合わせて)“ドローやぞ”って言われました。“三振取って勝ち。何なら今日は外野まで飛ばされたから負け”って言われました(笑い)」

 登板全体を振り返って、「昨日はもう力みまくって、スピードもあまり出なかったですけど、きょうはそこそこ指にもかかって、変化球も低めに集められたので。全体的に昨日よりよかった」と登板全体の内容にうなずいた右腕。

 今後も続く兄弟対決については「(兄は)一番最初に見ているところではありますし、ずっと先に上(1軍)で活躍していましたから。背中を追ってずっと頑張ってきましたし」と兄への思いを明かしつつ、「兄弟というよりも、一相手として見ているんで。もう兄弟関係なく、全力でやるだけ。とりあえず昨日1回対戦したんで、さらに一相手として見ている分はあります」とまっすぐな目で、今後も続く真っ向勝負を見据えていた。 (阪井 日向)

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