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【一問一答】西武・渡辺監督代行 引退の岡田は「数字はたいしたことない。それを上回る人間性」

スポニチアネックス / 2024年9月14日 22時47分

<西・ロ>ベンチで話す平石ヘッド(左)と渡辺監督代行(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 西武0ー1ロッテ(2024年9月14日 ベルーナD)

 西武はチャンスをつくりながらもあと1本が出ず、今季20度目の零敗。この日が引退試合の岡田雅利捕手(35)に勝利を贈ることはできなかった。

  岡田はプロ初の「2番・捕手」でスタメン出場。有終の左翼線二塁打を放ち、その後三塁へのタッチアップで気迫あふれるヘッドスライディングを見せるなど味方を鼓舞した。岡田に勝利を贈りたいチームだったが、打線は得点圏にランナーを進めながらもチャンスであと1本が出ず、最後まで無得点で終わった。

 プロ2度目の先発となった羽田は初回に1点を失ったが、その後は毎回走者を出しながらも粘りのピッチング。自己最長の5回105球を投げ6安打1失点で降板。プロ初勝利はお預けとなった。

 以下は試合後の渡辺久信監督代行(59)との主な一問一答。

 ーー岡田選手の引退試合を勝利で飾りたかった。

 「そうですね。なんとかね、勝ってウイニングボールを渡したかった」

 ーー先発の羽田が初回に四球から失点。

 「初回はちょっとバタバタしていたんですけど、尻上がりにボール自体は良くなったし、ストライクゾーンでしっかり勝負していけたというところで。投球自体はまだまだ課題はありますけど、よく投げたと思います」

 ーー打線はロッテ・小島に封じられた。

 「彼の緩急であったり、ボール球をうまく使われながら手を出してしまった。終盤に押していてチャンスをつくりながら、なかなか点が取れなかったゲームだった。6回からつないだピッチャー陣はなんとか頑張ってくれた」

 ーー岡田は二塁打。ヘッドスライディングも見せた。

 「100点満点ですね。今日は」

 ーー会場の大声援を聞いて。

 「やっぱり岡田は凄く明るいし、凄く人気者だったですね。性格もいいしね。数字はたいしたことない。それを上回る人間性であったり、そういうところが彼のいいところ」

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