森保監督、代表期間中のルヴァン杯日程に問題提起「クラブが痛い思いをして代表に出さなくてもいいように」

日本代表の森保監督

　◇明治安田J1リーグ第30節　磐田2―0柏（2024年9月14日　三協フロンテア柏スタジアム）

　サッカー日本代表の森保一監督（56）が14日、千葉・三協フロンテア柏スタジアムで行われたJ1柏―磐田戦を視察し、ルヴァン杯の試合日程について言及した。

　今月の代表活動期間中、Jリーグではルヴァン杯準々決勝が行われ、日本代表に招集されたGK大迫敬介（25）が所属する広島、DF望月ヘンリー海輝（22）が所属する町田がそれぞれ敗退した。

　森保監督は試合後の取材対応で自ら話題を切り出し「今回も代表ウイークの時にルヴァン杯が開催され、これまでの日本サッカーであれば普通のことかなと思う」と話しつつ、こう続けた。

　「やはり、ルヴァン杯では代表に招集させてもらっている2チーム（町田と広島）が敗退した。そこは（試合消化やリーグ戦、天皇杯などの兼ね合いで）日程など難しい部分はあると思うけど、ここも各クラブが痛い思いをして代表に（所属選手を）出さなくてもいいように、（選ばれた）選手も後ろ髪を引かれながら代表に来なくてもいいように、日程の部分もより、いろんな方に考えていただきたい」

　そのうで、選手を代表へ派遣してくれる各クラブへ「そこ（ルヴァン杯が開催されること）も含めて招集させてもらってるので、凄くありがたいこと」と改めて感謝した。