柏・細谷 森保監督の御前試合で無得点「精度が足りなかった」 チームは磐田に敗れ3連敗

柏・細谷真大

　◇明治安田J1リーグ第30節　柏0―2磐田（2024年9月14日　三協フロンテア柏スタジアム）

　柏は残留を争う磐田に0―2で敗れ、3連敗を喫した。日本代表FW細谷真大（23）は後半15分から途中出場したが無得点。攻撃陣が沈黙し、ホームで零敗となった。

　柏が浮上のきっかけをつかめない。前半5分、左サイドから隙を突かれ先制を許すと、同26分にも失点。視察に訪れた日本代表の森保監督が見守る中、細谷は後半15分に投入されたが、ネットを揺らすことはできなかった。

　「落としてはいけないゲームだったので、流れを変えたかった。クロスやゴール前の精度が足りなかった」

　順位は16位のまま、降格圏内との差が縮まってきた。次節はアウェーで鹿島戦を控えており「もっとギアを上げていく必要がある。全員がリーダーだと思ってやらないといけない」と言葉に力を込める。

　日本代表としては今月のW杯アジア最終予選の活動に選出されながら、ホームの中国戦、アウェーのバーレーン戦でいずれも出番なし。「こっちで結果を出してチームを勝たせることが、（代表で）もう一度はい上がるチャンスだと思ってる」。細谷は試合後の取材エリアで自らに言い聞かせるように話した。