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金子駆大 石川遼超えの大会最年少Vへ3差!友人の久常涼から刺激「来年か再来年には海外に」

スポニチアネックス / 2024年9月15日 4時2分

金子駆大

 ◇男子ゴルフツアー ANAオープン第3日(2024年9月14日 北海道 札幌GC輪厚C(7066ヤード、パー72))

 プロ5年目の金子駆大(こうた、22=NTPホールディングス)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算14アンダーの3位に浮上した。首位とは3打差。自身初の最終日最終組から逆転でツアー初優勝を果たせば、石川遼が持つ大会最年少優勝記録を更新する。同じくツアー未勝利の永野竜太郎(36=フリー)が67で回り、17アンダーで単独首位をキープした。

 午後から強くなった風の中、66で回った金子は「パットが凄く良かった」とうなずいた。2番で2・5メートルのパーパットを決めて「流れに乗れた」。3番で7メートルを沈めて、4番はカラーからねじ込み連続バーディー。合計26パットにまとめた。

 20年プロ転向。昨季日本オープンで3位に入るなど頭角を現し初シードを獲得。今季はトップ10入り4度と成長の跡を見せる。パーオン率は7位とショットが安定。10試合以上出場した選手で全て予選通過しているのは賞金ランク1位の平田と2人だけ。平田とは仲が良く週明けに会食の予定があり、平田の2週連続Vと自身のツアー初優勝を祝うことができれば最高だ。

 米ツアーを主戦場とする久常涼は小学生からの友人。昨年欧州ツアーで初優勝し新人王に選出された盟友に刺激を受け「来年か再来年には海外に挑戦したい」と目標を掲げる。

 逆転でツアー初Vを果たせば、22歳11日で15年に石川遼が樹立した24歳3日の大会最年少優勝記録を更新。「今日みたいなプレーができればチャンスはある」と自信をにじませた。 (福永 稔彦)

 ◇金子 駆大(かねこ・こうた)2002年(平14)9月4日生まれ、愛知県出身の22歳。3歳の時に祖母と練習場に行ったことをきっかけにゴルフを始め、ジュニアスクールに入った。ルネサンス豊田高3年時の20年にプロテスト合格。23年初シードを獲得。憧れの選手はタイガー・ウッズ。1メートル77、83キロ。

《単独首位・永野はジャンボ超え狙う》 永野が9番パー5でイーグルを奪うなど自慢の飛距離を武器に67の好スコアを叩き出した。首位で最終日を迎えるのは3回目。単独首位は初。54ホールで199ストロークはツアー自己最少記録を1打更新。94年に尾崎将司が樹立した大会最少スコア20アンダーの更新も視界に入る。初優勝を狙う36歳は「更新できればめちゃくちゃ光栄。ジャンボさんを超えるチャンスがあるならトライしたい」と意気込んだ。

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