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早大・吉納 満弾&3ランでドラフトへ猛アピール 東大に20得点快幕けん引

スポニチアネックス / 2024年9月15日 5時2分

<東大・早大>4回、満塁弾を放ち、喜ぶ早大・吉納(撮影・松永 柊斗)

 ◇東京六大学野球 第1週第1日 早大20-0東大(2024年9月14日 神宮)

 開幕し、1回戦2試合が行われた。今春のリーグ戦を制した早大は17安打20得点の猛攻で東大に大勝。今秋ドラフト候補の吉納翼外野手(4年)が、昨秋の東大との1回戦と同じく2本塁打を放ち、2安打7打点で猛アピール。立大は延長11回の激闘の末、5―4で慶大にサヨナラ勝ちした。

 望んでいた代走は不要だった。9回1死満塁。吉納には4回に続く2発目の満塁弾が期待された中、4球目が暴投となり三塁走者が生還した。足がつっていたため、生還した走者に「(出塁したら)代走を出してください」と伝えたが、6球目を右越え3ラン。ベンチの小宮山悟監督は「代走いらないじゃないか」とずっこけた。

 リーグ記録まであと1に迫る1試合7打点。「優勝するために活躍したい思いが強い」。リーグ戦の通算本塁打を現役最多の11とした。視察したDeNA・稲嶺茂夫スカウトは「足、肩もそろっていますし、先輩の蛭間選手のよう」と高く評価。22年ドラフト1位で西武入りした早大の先輩に姿を重ねた。

 リーグ通算本塁打は吉納の2本を加えて3998本となった。15日の東大戦で、再び本塁打を放てば4000号になる可能性がある。「シンプルに野球が大好きなので、思いをプレーで表現できたら」と力を込めた。(柳内 遼平)

 ▼東大・大久保裕監督(15四死球を与えての大敗に)もう少し投手陣をしっかりさせないと。

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