渡辺雄太 千葉J赤いユニホーム姿＆富樫との裏話も披露「勇樹はタダで欲しいものをゲットした」

＜千葉ジェッツ新シーズン決起集会＞富樫（前列右）とのパリでの思い出を話す渡辺（前列左）＝撮影・大城　有生希

　Bリーグ1部の千葉Jに加入した日本代表の渡辺雄太（29）が14日、千葉県船橋市の新本拠地ららアリーナ東京ベイで行われたイベントに登場した。ファンの前で初めて赤いユニホーム姿を披露し「素晴らしいアリーナで皆さんと一緒に優勝を目指して頑張っていけたら」と語った。きょう15日に行われるSR渋谷とのプレシーズンマッチでデビューする可能性がある。

　NBAで日本人最長の6季プレーした渡辺にとって新たな舞台。対戦したい選手について「比江島慎とマッチアップしたい」と代表でともにプレーしてきた盟友に宣戦布告。宇都宮と相まみえる10月5、6日の開幕戦でいきなり日本代表対決が実現しそうだ。

　パリ五輪期間中の珍エピソードも披露。比江島、千葉Jでもチームメートの富樫とパリの高級ブランド店「ルイ・ヴィトン」で“男気じゃんけん”をしたことを明かし「人生で一番緊張した」と苦笑い。2度の勝負で渡辺と比江島が身銭を切り「（富樫）勇樹はタダで欲しいものをゲットした」と悔しそうに明かし、ファンを笑わせていた。　（大和　弘明）