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尊富士が7連勝!関取最重量206キロの剣翔を圧倒 前日注意の塩まきは控えめ「昨日の今日なので」

スポニチアネックス / 2024年9月15日 7時57分

<秋場所7日目>剣翔(下)を押し倒しで破った尊富士(撮影・郡司 修)

 ◇大相撲秋場所7日目(東京・両国国技館)

 春場所で新入幕優勝を果たして以来3場所ぶりに初日から出場している西十両11枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)が、剣翔(33=追手風部屋)を下して初日から7連勝とした。

 立ち合い左から張られて左へ回り込まれたが、かまわず一気に前に出て押し倒し。関取最重量206キロの剣翔を相手にも「(189キロの)熱海富士関と稽古して重い人ともやってきているつもりなので」と全く問題にしなかった。

 十両で敵なしの7連勝。千代翔馬(33=九重部屋)と首位を並走する展開にも「意識はまだまだ。明日もしっかり、もっと強い相撲を取れるように」と無欲を強調した。

 2場所連続休場の原因となった右足首や左大胸筋の不安は全く感じさせず。「気持ちだけは誰にも負けないようにしているつもり。ケガを自分で理解ながら稽古を積んで、次につながるように15日間取り切っていきたい」。今場所の成績だけでなく、再び幕内の土俵で活躍することも見据えた。

 前日は、まいた塩が土俵下の審判にかかってしまい注意を受けるハプニングがあった。「かかったことは素直に申し訳ないです」と反省し、この日は「ひかえました。昨日の今日なので」と有り余るパワーを抑えていた。

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