オリックス・比嘉が引退表明 T―岡田、安達に続きチーム最年長右腕も決断
スポニチアネックス / 2024年9月15日 10時41分
オリックスの比嘉幹貴投手(41)が15日、今季限りで現役を引退することを表明し、球団を通じてコメントを発表した。
「今シーズンをもちまして現役を引退させていただきます。入団した当初はこの年齢までユニホームを着て戦えるとは思っていませんでした。振り返ると15年間のプロ野球生活でしたが、毎年のようにケガをしたり、うまくいかないことの方が多く、辛い時間が長かったです。そんな中、監督、コーチ、球団スタッフ、トレーナーチームをはじめ、周囲の皆さんの多大なお力添えをいただけたことでここまでプレーすることができました。心より感謝しております」
沖縄県出身でコザ高、国際武道大、日立製作所を経て09年ドラフト2位で入団。右横手の変則投法を武器に、中継ぎ一筋でここまで417試合に登板し、26勝11敗3セーブ、93ホールド、防御率2・65を残している。今季は左膝痛を抱え、1軍では4月の4試合の登板のみながら、この日に京セラドームに合流し、ナインらにあいさつ。最愛の家族、ファンにも感謝した。
「野球を教えてくれた父、どんな時も見守ってくれた母、文句一つ言わずに野球中心の生活をさせてくれた妻、息子たち。家族の支えで今があります。ありがとう。ファンの皆さん、私は京セラドームが大好きです。マウンド上でいただいた温かい声援は、いつも背中を押してくれました。大きなパワーをもらいました。うれしかったです」
低迷期から3連覇までいい時も悪い時も知るチーム最年長右腕。
「2014年に優勝することができず、チームとして本当に苦しい時期が長くありました。どんな時でも声援を送り続けて下さり、やっと優勝できた時にファンの皆さんと喜びを分かち合えた時は、幸福感でいっぱいでした。御堂筋での優勝パレードの景色、一生忘れません。いろいろなことがあったプロ野球人生でしたが、恵まれた環境の中でプレーができて、日本一も経験させてもらい本当に幸せ者です。オリックス・バファローズに入れて良かったです」
球団からは記者会見や引退セレモニーを打診されたものの「私自身、そういったことが本当に苦手な性分で」と固辞。心のこもった長文メッセージで感謝の言葉を繰り返した。
オリックスでは8日にT―岡田、11日に安達が現役引退を発表。長らくチームを支えてきた投打の中心選手が相次いでユニホームを脱ぐ。
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