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西武・金子侑司が引退会見 西武一筋12年「幸せなライオンズ生活だった」2度の盗塁王

スポニチアネックス / 2024年9月15日 12時39分

<西武・岡田引退セレモニー>高橋朋氏(左)と写真に納まる金子侑 (撮影・白鳥 佳樹)

 今季限りで現役引退する西武の金子侑司外野手(34)が15日、埼玉・所沢市内の球団施設で引退会見を実施した。

 背番号7のユニホーム姿で会見に臨み、西武一筋12年の現役生活を「幸せなライオンズ生活だった。1年目の開幕スタメンの第1打席に足が震えていたことを覚えています。良い時も悪い時もたくさんのご声援をいただいて、これがプロ野球だと教えてくれたのもファンのおかげです」と笑顔で振り返った。

 今季はチームが低迷し、若手主体で戦う今季はわずか36試合の出場。6月1日を最後に1軍出場はなかった。ファームでは35試合で打率・290、3本塁打、16打点をマークしてだけに「もう1回、1軍に上がって、ファンの皆さまにプレーを見てもらおうと思ってファームでやっていた。それがかなわかったのは残念でした。チーム状況や立場を考えた中で、来年のライオンズでプレーする姿が想像できなかったので決断した」と心境を明かした。

 「ねこ」の愛称とともに「レオのスピードスター」として人気を集めた金子侑。16、19年に盗塁王に輝くなど、通算225盗塁をマーク。華麗な外野守備でもファンを魅了してきた。18、19年にはチームのリーグ制覇にも貢献した。

同日のロッテ戦で引退試合が実施され、最後のプレーを披露する。

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