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自民総裁選 高市早苗氏が“政治とカネ”消極姿勢の理由は?識者分析「裏金に関わっていた議員が…」

スポニチアネックス / 2024年9月15日 15時32分

高市早苗経済安保担当相 (撮影・小田切 葉月)

 元日本テレビで政治ジャーナリストの青山和弘氏が14日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、27日に投開票される自民党総裁選を推薦人の内訳から占った。

 過去最多の9人が立候補した今回の総裁選。スタジオでは、立候補に必要な推薦人20人の一覧が示された。

 高市早苗経済安保担当相(63)は、20人中13人が派閥パーティーでキックバック(環流)分を収支報告書に記載していなかった、いわゆる“裏金議員”。青山氏は「裏金議員13人となっていますけど、要は裏金に関わっていた議員が多いので、高市さんの政治とカネに関する主張というのは、一番後ろ向きになる。(選挙での)公認の問題とか、処分の見直しとか、“そんなことをするのは独裁だと。1回決めたことなので”という、後ろ向きな発言にどうしてもなってしまう」と、裏金議員らへの追加処分に消極的な理由を解説した。

 一方、青山氏によると、小林鷹之前経済安保担当相(49)も「“裏金議員が多い”と言われていた」という。ところが、告示までの過程でその内訳を調整。「結構議員が集まっているので、安倍派の(裏金)議員を推薦人から減らしたんですよ。離れているように見せた」と解説した。

 小泉進次郎元環境相(43)は、20人のうち無派閥が14人を占めた。しかし、ここにはカラクリがあるという。「小泉さんは無派閥が多いといっても、ほとんどが菅グループ」とし、菅義偉前首相を中心とした議員が後押ししていたことを説明。「だから無派閥というのはほぼ隠れみので、菅派という新しい派閥ができているんじゃないかと見られる」と、いまだに派閥政治をにおわせているとした。

 小泉氏以外にも、唯一残っている派閥の麻生派から多くの支持を得た河野太郎デジタル相(61)、旧岸田派から15人を集めた林芳正官房長官(63)、旧茂木派から14人が推薦人になった茂木敏充幹事長(68)と、派閥の“残り香”を感じさせる候補者も。青山氏は「どこの派閥にいたか、色濃く残っていると言えると思う」と、いまだに消えない重鎮の影響力を指摘していた。

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