渡辺雄太が千葉J“デビュー”約16分出場で7得点 チケット完売のプレシーズンマッチ チームは敗戦

千葉ジェッツの渡辺

　Bリーグ1部の千葉Jに加入した日本代表の渡辺雄太（29）が15日、新本拠地ららアリーナ東京ベイで行われたSR渋谷とのプレシーズンマッチに先発し、新天地での実戦デビューを果たした。

　前半だけの出場で約16分プレーし、7得点。試合は65―72で敗れた。NBAで日本人最長の6季プレーし、Bクラブに所属するのは初。日本代表の軸である元NBA選手への注目度は高く、チケットは完売した。

　第1Q残り5分9秒にゴール正面からジャンプシュートを決めて初得点をマーク。第1Q残り4分50秒にはホーキンソンとマッチアップしてドリブルを阻止した。第1Q残り2分34分には富樫のパスを受けて速攻からレイアップで得点。第2Q残り8分37秒にはダンクを試みてファウルを獲得し、直後のフリースローを2本中1本沈めた。第2Q残り6分23秒にも速攻から得点。得意の3点シュートは決められなかったが、攻守に存在感を示した。

　チームは16日にソウルSKナイツとプレシーズンマッチを行う。今季初の公式戦となる天皇杯2次ラウンド（21～23日、広島）を経て、10月5日のBリーグ初戦・宇都宮戦に向かう。