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【西武・金子侑と一問一答】「妻の方が僕より悔しそうに」引退を伝えたあとの妻の反応を明かす

スポニチアネックス / 2024年9月15日 19時13分

笑顔で写真に納まる(左から)山野辺、元山、金子侑、平沼、森脇 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 西武-ロッテ(2024年9月15日 ベルーナD)

 今季限りで現役引退する西武の金子侑司外野手(34)が15日、埼玉・所沢市内の球団施設で引退会見に臨んだ。背番号7のユニホーム姿で会見に臨み、西武一筋12年の現役生活を「幸せなライオンズ生活だった」と笑顔で振り返った。以下は、主な一問一答。

 ――朝起きてから球場までの道中、どんな思いだったか。

 「朝起きてグラウンドに向かっているときも、幾度となく通ったこの道も通ることが少なくなるというか、なくなるかなとそういう思いにもなりましたし、ロッカーに着いて後輩たちが“頑張ってください”と言ってくれる姿を見て、本当に今日いよいよ終わるんだなという気持ちになりました」

 ――ファームで3割近い打率を残しながら、なかなか上がれない苦しさもあった。

 「選手なので1軍にいようが2軍にいよいうがやるべきことはやらないといけないと思っていましたし、でもその中で本当に何とかもう1回1軍に上がって応援しくださる方々やファンの皆様に自分がプレーしている姿を見てもらおうと思って、その思いだけでファームでも若手たちと頑張ってやっていたんですけど、それがかなえられなかったことは苦しかったし、少し残念でした」

 ――引退を決断のタイミングは。

 「今、話した通り、そういう思いで2軍に行ってからもやっていたんですけど、8月の終わりですかね。9月1日に引退発表させていただいたんで、8月の末ぐらいには今のチーム状況、自分の立場そういうのをいろいろ考えた中でライオンズにとって、うまく言えないですけど…。来年のライオンズの戦いに自分が加わっているイメージが最後はできなかったので、そう思ってしまった瞬間に現役を引退しようというふうに決断しました」

 ――引退を最初に伝えたのは。

 「まずは両親に伝えて、その後に妻に伝えてという感じ。両親は“よく頑張ったんじゃないか”と。“毎日プレッシャーに追われなくていいからいいんじゃない”と気楽に返してくれました。妻は“お疲れ様”と。妻の方が僕よりちょっと悔しそうにしてましたけど、その後は笑ってお疲れ様と言ってくれたので良かったなと思います」

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