【玉ノ井親方の視点】若隆景が存在感「後半戦の上位陣の嫌な相手になりそうだ」
スポニチアネックス / 2024年9月15日 19時27分
◇大相撲秋場所8日目 ○若隆景(寄り切り)玉鷲●(2024年9月15日 両国国技館)
平幕中位の中で、きらりと光る存在感を放っているのが若隆景だ。
連続出場記録を続けている玉鷲との一番。馬力のある相手の突っ張りに一度は押されたものの、すぐに態勢を立て直して応戦。低い姿勢で下からあてがいながら押し返し、最後は右を差して寄り切った。
体重差43キロのハンディをものともしない力強い相撲だった。
22年春場所で賜杯を手にした実力者。当時は大関候補として期待されたが、翌年の春場所で右膝を負傷して手術を受け、幕下まで番付を落とした。しかし、ケガの回復と歩を合わせるように番付も徐々に戻し、先場所幕内に復帰して11勝4敗と2桁勝利を収めた。
相撲内容は良い時の状態に8割まで戻っている印象だ。ただ、まだ膝をかばうような動きが時折、見られる。あれだけの大ケガをしたのだから不安を感じるのは仕方がないだろう。
しかし、それも白星が何よりの回復剤になるはずだ。
この日のような押し相撲の相手に、自分から攻めて勝ち切ったことは、後半戦に向けて大きな自信になる。後半戦は三役戦が組まれる可能性も十分。上位陣にとってはやりづらい相手になりそうだ。 (元大関・栃東)
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