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巨人・阿部監督 菅野降板に直接謝罪していた「大城を一塁で使ったのは僕のせい、申し訳ない」

スポニチアネックス / 2024年9月15日 21時49分

<巨・中>6回途中、菅野(左)を降板させる阿部監督(撮影・会津 智海)

 ◇セ・リーグ 巨人6―3中日(2024年9月15日 東京D)

 巨人は岡本和の超特大勝ち越し23号ソロと吉川の4号ソロを含む3安打4打点の活躍で勝ち切り、チームの連敗を2で止めた。

 「2番・三塁」に入って結果を残していた35歳の坂本が体調不良でベンチ外となった一戦。34歳の菅野は3年ぶりとなる中4日登板で先発マウンドに上がり、15勝目こそ逃したものの6回途中10安打3失点と粘りの投球を見せてバトンをつないだ。

 すると、3―3で迎えた6回にキャプテンを務める主砲・岡本和が左翼スタンド後方にある壁を直撃する超特大の勝ち越し23号ソロ。7回には副キャプテンの吉川が中越え2点適時三塁打を放って突き放した。吉川は初回に先制適時打、3回に4号ソロ。3安打4打点の大活躍だった。

 阿部慎之助監督(45)は試合後、「いやもう、素晴らしかったですね、はい」とまずは吉川の大活躍に一言。岡本和については「4番が打てば…うん。勝てる確率は上がってくると思ってるんで、はい。ナイスホームランだったなと思います」と主砲の意地を見せる8戦ぶりの一発を喜んだ。

 交代時に自らマウンドへ行って声をかけた菅野については、どんな言葉をかけたのか聞かれると「いや、大城をね、ファーストで使ったのは僕のせいなんで。申し訳ないって言って。それだけです、はい」と大城卓の拙守を謝罪したと明かした。

 残り13試合に向けては「全部大事だと思いますんで。きょうのようなね、緊張感のある、緊迫感のあるゲームがずっと続いていくと思うんで。僕らも集中力と平常心でやりたいなと思います」とした阿部監督。

 体調不良でベンチ外となった坂本の状態が心配されるが、「この勝ちで、多分見ていると思うんでね、あしたには元気になるんじゃないかなと思います」と軽症を強調。

 あす16日の第2戦には赤星が先発登板するが「1人でも多く、1つでも多くアウトを重ねて。あしたは全投入するつもりなんで。気楽にいってほしいなと思います」と7連戦の締めくくりにリリーフ陣総力戦で臨むと気合を入れ直していた。

 

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